XXL freshman list企画 Ball Greezy
Ball Greezy
マイアミ出身の32歳、Ball Greezy。10年ほど前からちょくちょくメディアにとり挙げられていた(調べきれなかった)ようだが、2017年の「Nice & Slow」の爆発ヒットをきっかけに世間の認知度も変わったようだ。
いかにもマイアミっぽいサウンドに、いかにもマイアミっぽいMVに、いかにもマイアミっぽい「グッドでナイスでスロウなSEX」を表現したこの曲はなんともエロくて最高なのである。こんなとろけるような3分間が永遠に続けばいいなと願ったいものだ。
さて、
蛇足の中の蛇足なんですけど、この曲にゲストで参加してるLil dredの父は、三度大学のアメフトでアメリカを制覇したのちにラッパーになったらしいっす。
XXL freshman list企画 Baka
Baka
Baka not niceといえばお分かりになる方もいるでしょうか?
もともとDrakeの友達でセキュリティチームにいたBakaだが、Drakeの曲のバックコーラス(From TimeやFree Smokeのアウトロ)から始まり、ついにはステージを守る立場から守られる立場に変わったHiphop Dreamを象徴するこのお方。
2014年に女性問題で逮捕されるも、Drakeからの強烈なサポートもあり2017年にOVOと正式に契約。そしてリリースした「Live up to my name」は大ヒット!
MVではDrake、The Weeknd、Nav、Swae Leeなどが登場していて、かなり満腹になれる。Trap beat、オートチューンがかったBakaの嬉しそうなラップ、アットホームなスタイルのビデオ、、、、とにかく楽しい。最高である。お聞きあれ。
XXL freshmanlist企画 24hrs
24hrs
毎度おなじみの彼がFreshmanなの?シリーズの一つ。彼の名前を知る人は多いと思う。
実の弟は、去年XXL freshmanに選出されたMadeinTYOでありPrivateRecordのレーベルメイトでもある。
ラッパーでもありシンガーでもあるという紹介のされ方が多いが、確かにその通りで、彼の声で妊娠をしてしまった人は多いだろう。
今までTy Dolla $ign、Wiz Khalifa、Lil Pump、Post Malone、G Eazy、E-40、Tygaなどと共演しており、才能について疑う必要は皆無だろう。
果たしてXXLは彼をチョイスするのだろうか。
XXL freshman list企画 1wayfrank
1wayfrank
Kodak Blackとの渋さたっぷりのMake it happin'を2014年にリリースした1wayfrankは、将来を期待されるフロリダのニューカマーだ。
ラップというよりは”歌う”に近いが、オートチューンゴリゴリでかすれた声は気づくと癖になっていることに違いない。
Aye GirlはYoutube上で600万回再生されており、続くKodak BlackとのMake it happinは世間に認知される大きな機会となった。
しかし、その後はなぜか(理由はよくわからんが)Kodak blackは俺を嫌いだとツイートしディスソングまで発表している。
彼にフロリダを盛り上げることができるのだろうか。楽しみである。
XXL freshman list企画 070 shake
070 shake
ニュージャージーのノースバーゲン出身の彼女は、ハスキーで力強いバースが持ち味の21歳。
ドラッグや生と死などヘビーなトピックを扱うNJ hiphop colletive 070から出て来た期待の新人で、2016年に発表したTrust Nobodyがスマッシュヒットし、今も継続的にリリースを続けている。
彼女が好きな人はマルコムX、ML King、Michael Jackson、Tupac、とまるで自伝本コーナーで育ったかのようなイメージを抱くが、その理由は彼らの言葉は人の心を一つにまとめ上げることができるからだそう。(5つしかしていないインスタのポストのうち、1つがマイケルジャクソン)
このTrust Nobodyは90万回再生されており代表曲の一つだが、リリースされたのは2016年の3月と今から2年も前になる。まだ21歳なのでこれからのリリースに期待が高まる。
XXL freshman list企画 03 Greedo
03 Greedo
ロサンゼルスのWatt出身の03 greedoは西海岸の未来のスターとして多くの人に期待されています。
彼の人生は凄まじく、Crips出身の父が幼少期に他界してから、その後を追うように彼もギャングの道に進んだそう。(彼は生まれながらのCripsだと語っている)
幼少の頃からトラブルメイカーであった彼は、ナイフの携帯や銃所持などを繰り返し、17歳になった時にいくつもの罪を理由に逮捕された。その後は足を撃たれるなど、さらっと書くような内容じゃない事件をいくつも経験しながらも、地道にストリートで人気を得ていき、2018年に多くの注目を集めるまでになった。
彼の音楽はかつてメインストリームだった西海岸を彷彿とさせる曲が多い。そして刮目すべきは彼の仕事のスピードだ。
同じくwatt出身のプロデューサーであるRonRonによると、Instagramの企画かなんかで4時間で15曲を仕上げ、死ぬほど驚かされたという。
西海岸の新たな顔として期待が高まる。